先日Helloは、”仕事を楽しむ”をテーマとしたニュースメディア ビープラスの取材を受けました。
収録当日は、TBS系「王様のブランチ」「アッコにおまかせ」「SASUKE」「NHK怪魚ハンター」などなど、様々なニュースやバラエティ番組で活躍され全国的におなじみのあの水野裕子さんが来社されました。
水野裕子さんとお話ししているとHelloとの意外な共通点が見つかったり、水野さんご自身の体験談に発展したりと、お客様目線の深い話をすることができました。
幅広い話題と熱い内容でとっても有意義なインタビュー時間だったよ!
ぜひ読んでみてね♪
「お客様を愛することに使命感を抱き、お客様からも愛される相思相愛の会社を築いていきたい」と明るく語る、Hello(ハロー)の岩木康行代表(写真右)。リフォーム・リノベーション事業を手がけ、顧客のプラスにならない仕事はすべて断るという採算度外視の姿勢を貫く。兄で部長の隆則氏(写真左)と、二人三脚で会社を盛り上げている。その誠実さで地域から絶大な支持を受けつつ建築業許可の取得でさらなる信頼を獲得するなど、躍進中だ。
水野 埼玉県加須市を拠点に、リフォームやリノベーションを手がけているHelloさん。本日は代表の岩木康行さん、お兄様で部長の隆則さんにお話をうかがいます。お二人は顔も声もよく似ていて、最初は双子かと思ったくらいですよ!
岩木(康) よく言われます。兄の友人からは、社名をハローからツインズに変えたほうが良いのではと言われたほどです(笑)。
岩木(隆) 兄弟運営なのでチームワークは抜群です。しかし、現場ではぶつかることもしばしばあります(笑)。
岩木(康) お互い本気だからこそ本音でぶつかり合い、結果的に良い仕事ができるのだと思いますね。建設業許可を取得しているので、お客様には安心してご依頼いただけることに加えて、妥協のない施工にはこだわりがあります。
水野 素晴らしいです! お二人はどのような経緯で建築業に?
岩木(隆) 私たちは北海道小樽市出身です。私は重機や新幹線などを運ぶトレーラーの設計士をしていました。しかし、会社の倒産を機に建築士免許を取得し建築業界へ入り、北海道で会社代表として働き始めたんです。
岩木(康) 私も兄と同じ会社で働いていて、私は現場にて設計図を基にトレーラーの組み立てや溶接作業を行っていました。その後、21歳の時に埼玉県に移住し、携帯電話の基盤を製造する会社に勤めるなど、人生においてあらゆる分野を経験させていただきました。
水野 先に建築業界に入った隆則部長は、何年くらいの業界歴ですか?
岩木(隆) 早いもので30年になりますね。北海道では別荘や戸建てなどの新築からリフォームまで、建物の規模に関係なく幅広い施工に携わっていました。変わった仕事では、大手映画会社の美術セットをつくったこともあるんですよ。
水野 車両関係の設計士から建築業界への転職は異色とも取れるものの、物づくりという共通の喜びがありそうですね。隆則部長は北海道、康行代表は埼玉県とお互い別々の環境から、どのような経緯で一緒に働くことになったのでしょうか?
岩木(康) 親が兄弟仲良くやっていくようにとつなげてくれたんです。北海道は冬の期間は仕事が激減することもあり、兄も埼玉に引っ越して一緒に会社を運営するに至りました。
岩木(隆) 以前、母が亡くなりましてね。「兄弟仲良くやるように」が結局遺言にもなりました。弟とは一緒にカラオケに行くなど公私ともに仲が良いので、周りからは羨ましがられます(笑)。
水野 男兄弟で珍しいですよ(笑)。ところで、今はどんなご依頼が多いんですか?
岩木(康) さまざまです。例えば、トタン塀からブロック塀への取り換え工事や、フェンスの修繕などエクステリア外構工事、雨樋の修繕、解体工事関連のほか、戸建新築工事、マンションや戸建ての屋内リフォーム、水回りでは浴室リフォームに換気扇交換など、住まいのお困り事に関して、住宅の外側から内側まで幅広く行っています。
水野 それは心強い! 住まいのお悩みなら何でもHelloさんにお任せですね!
岩木(康) ありがとうございます。私たちのポリシーは「お客様のプラスにならない仕事はしない」という点です。多種多様なご依頼をいただく中で、その一線を常に意識しながら仕事に取り組んでいます。工事箇所を増やしたり、高価な工事材料を使ったりすることで利益につながるとしても、お客様のご要望と違えば一切お勧めいたしません。
水野 徹底したお客様目線による親身な施工ですね。そこまでやってくれる業者さんは貴重だと思います。
水野 これまでお話をうかがってきて感じました。親身なあまりお客様にハッキリ言い過ぎてしまったり、やり過ぎてしまったりすることも多かったのでは?
岩木(康) お察しの通りです(笑)。最近では、投資目的で中古の一軒家を500万円で購入したい方がおられましてね。一緒に家を見に行ったところ、予想以上にボロボロで・・・。お客様ご自身でDIYするには大変すぎる状況でした。業者にリフォームを依頼するなら修理する箇所が多すぎて高額な費用がかかります。また、解体業者も入れない小道沿いという立地条件も悪く、今後建て替えることも難しい場所だったため、つい我慢できずに「余計なお世話かもしれないけど、他の物件を探したほうが絶対に良いよ」とアドバイスさせていただいたんです。結局その方は、その家の購入を断念されました。
水野 もし、その方が購入していれば、Helloさんとしてはリフォームの仕事につながった。しかし、お客さんのことを考えて、そうはしなかったということですね。やはり、類まれな業者さんだと思いますよ。
岩木(隆) お客様にとってプラスになりませんからね。少し似た内容では、若い女性が中古物件を購入したいので一緒に見に行ってほしいとのご依頼があったんです。見学に行くと、価格に見合わない質の悪い物件でして。しかも、こわもての不動産屋さんが現れたので、こちらは急きょ女性の父親のフリをして、毅然とした態度で応対したんです。結局その時も、購入をやめるよう促しました。私もつい我慢できなくなってしまって(笑)。
岩木(康) お客様のプラスにならない工事でもお金にはなると思いますけど、そういうことはやりたくないですね。
水野 お二人とも潔いほどの誠実さです。まさにツインズですね(笑)。人生を達観していないと難しい境地じゃないかな。間違いなく、社会貢献度の高いスタイルですよ。
岩木(康) こういう建築業者がいても良いんじゃないかと(笑)。悲しいことに、悪徳業者によるリフォームは後を絶ちません。建築業許可のない会社などには、くれぐれも気を付けていただきたいです。
水野 いまだに新聞やメディアで取り上げられますよね。Helloさんのような会社を知ることで、業界のイメージも大きく変わると思います。「駄目なものは駄目」と進言してくれる御社の存在は、お客さん視点だと本当にありがたいです。
水野 Helloさんが今後やりたいことや、展望はどのようにお考えですか?
岩木(康) お客様が一番欲している内容が何かを常に考え、信頼されて愛される会社を目指します。一般の方々はどんな施工が必要かわからない人も多いので、うまく説明ができない可能性もあります。そう考えると、やはり寄り添う姿勢が重要だと思うんです。何より私たちが抱いているのが、「お客様を愛したい」という使命感。お客様からも愛されるように、相思相愛を保てる会社を築いていきたいです。
水野 「お客さんに愛される会社にしたい」はよく耳にするものの「お客さんを愛する会社」は初めて聞きましたよ。お二人の人柄が滲み出ていますね!
岩木(康) 北海道の小樽市は、人がよく集まる場所でしてね。人付き合いを大切にする土地柄なんです。そういった場所で生まれ育った背景も、関係があるかもしれませんね。
岩木(隆) あそこは飲み屋さんも多いしね(笑)。
水野 なるほど。お二人が一緒にお酒を飲みにいったりカラオケに行ったりするのも理解できてきました。
岩木(康) そういえば、北海道で兄が車両設計士だった頃の上司が、定年退職して近所に住んでいたんですよ。ここの事務所から車で5分くらいです。社会保険労務士の資格を取っていたので当事業所の顧問になってもらい、今では定期的にご飯も食べに行く仲です。今度は税理士の先生も入れて4人で飲みに行く予定です!
水野 飲みにケーションも大切ですよね。お二人とも楽しく明るい性格で何でも話せちゃうから、お客さんも相談しやすいでしょう。その和やかな雰囲気のおかげで、ニーズも自然と汲み取れそうです。
岩木(康) 時には仲良くなり過ぎて、お客様と飲みに行くこともあるくらいなんです。
岩木(隆) 協力会社の職人さんたちも誘って飲みに行ったりしますよ。大人数になるので経済的には困りますけどね(笑)。これからも良い仕事を続け、その利益を地域に還元していきたいです。
水野 お母様の遺言「兄弟で仲良く」が、業界と地域にまで広がっていて素敵です。今日は心温まるお話をたくさん聞けて、元気をもらいました。Helloさんの事業は、人の心の温度が伝わるお仕事なんですね。お二人に、日本中をハッピーにしてほしいです!私も応援しています。
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事ではつらいこともあります。でも、最後にお客様や業者さんの笑顔が見られる。それが仕事を楽しむことにつながっています。(岩木 康行)
掲載記事はこちらから▼
『顧客を愛するリフォーム。愉快な兄弟が親身に対応』